はじめに
Windows 11 のワイヤレスディスプレイ機能(Win+K の「キャスト」、Miracast)で画面を無線投影すると、映像がフリーズして数十秒ごとにしか更新されない症状に悩まされていました。 投影先は RICOH Light Monitor 150BW(無線接続とタッチ操作に対応したモバイルモニター)です。 止まっている間もマウスやタッチの操作は PC に届くのですが、画面の更新は約 30 秒に一度、一瞬だけ進んで、また固まります。 同じモニターに Intel GPU のノート PC から投影すると、この症状は出ません。
調べた結果、原因は受信側のモニターではなく、送信側の PC にありました。 NVIDIA の GPU で映像を符号化(エンコード)すると、送り出す映像そのものに規格違反のフレームが混ざっていたのです。 この記事では、症状の原因と、NVIDIA の GPU を画面表示に使い続けたまま症状を回避する方法を 2 つ紹介します。
この記事は、手元の PC で起きた Miracast の不具合を、AI(Claude Code)と一緒に調べた記録です。 調査の進め方と本文の大部分は AI が生成したもので、実機での操作と確認は自分で行いました。 同じ症状で困っている人の役に立てばと思い、ほぼそのまま共有します。 手順にはレジストリや BIOS の変更を含むので、試す場合はバックアップを取り、自己責任で行ってください。
回避策は次の 2 つです。
- BIOS の設定で、Miracast の送信を内蔵 GPU に任せる: 起動時の表示 GPU を内蔵 GPU にできるマザーボードで使えます。
- レジストリで、NVIDIA の H.264 エンコーダーを Miracast から外す: マザーボードを問いません。送信は CPU でのエンコードになります。
確認できたのは、下記の 2 台の PC と、受信機 1 種類(150BW)の組み合わせです。 ほかの NVIDIA GPU や受信機で同じことが起きるかは確認していません。
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